ゲーテアヌムへ行ってきました!

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スイスでの撮影と舞台を終え、最後のオフタイムに昔からずっと訪れたいと思っていたゲーテアヌムのあるドルナッハで過ごせた事、私にとってなんと贅沢な旅だったことでしょう。

ドルナッハのホテルは、昔の修道院を改装したとてもクラシカルな建物で、最終日に泊まる所として、少し身がひきしまり、最適だったように思います。

ゲーテアヌムは、自然豊かなゆったりとした郊外を緩やかな坂道を登った所のさらに開けた場にあります。

林檎や、プルーン等の果樹園が広がり、ゲーテアヌムの建物前には牛が放牧され、草を食んでいる、その様な風景にそびえ立つ様な感じではなく、調和するようにゲーテアヌムやその他の建物があります。

シュタイナーの建築哲学では、なるべく鋭角な構造を避け、屋根等は緩やかな角度の変化を好みます。

それは、シュタイナーにとっては建築は、人体の骨の変容からインスピレーションを得ているようで、建築の骨組みも直線をつなげるのではなく、まるで骨の内部に居るような感じを受けます。

又、私達が触れる取っ手、手すり等は私達の手にぴったりフィットするように作られています。

そして、建物内部の色彩は明るく、優しく又微妙に変容し、魂の柔らかさを表しているようです。

そういえば、スイスフランのお札もとてもカラフルで柔らかく、シュタイナー的なような、或いはシュタイナーがその様なヨーロッパの風土から、この様な色彩感覚が生まれたのかなと考えたりしました。

そして、このゲーテアヌムで働いている方々、又周りで住みながらこのゲーテアヌムに関係している人々は、印象としては朗らかであるけどどこか内向的、外と内への志向にバランスを保っている成熟した感じを受けました。

ルドルフ·シュタイナーの様々な業績をみる人は、その才能の多彩さ、深さに皆圧倒されると思います。彼が独自で光を与えた分野は数しれず、建築、彫刻、絵画、音楽、ドラマ、舞踊(オイリュトミー)、医学·生理学、有機農業、教育、政治哲学、その他ありとあらゆる分野に及んでいます。

こんな人を前にすると、こんな人がいるのかぁ!!と自分のちっぽけなプライド等みんな消し飛んでしまうような気がします。

しかし、その信じられないほどの多彩さも、やはり一つの源のようなものから生まれているようにも感じます。そうではないと、こんな事は土台できるはずがないと思うのです。

2026.8.26

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